魔法色の古硝子たち

惑星座にてお取扱いしている「魔法色の古硝子たち」のなかから、とくに幻想的なガラスをご紹介します。謎も多く製法や年代などは諸説あります為、執筆時点でのご説明となります。この世界のものでないような不思議な美しさから、それぞれ架空の国の「宝石」になぞらえています。Storyは、空想物語としてお楽しみいただけましたら幸いです。

★魔法の国の宝石 サフィレット&サフィリーン

― Story ―
それは、魔法の国の宝石。
希少種の星、妖精の粉、森の霧、バラの香り一滴を混ぜ合わせ
最後に魔法をかけて作るという。
ふと覗けば、石の中へすいこまれてゆく。
どこへ辿り着くかはお楽しみ…

サフィレット(Antique Saphiret)
19世紀中頃、チェコスロバキアで誕生した変色ガラス。
それは実に不思議な魔法のような色合いで…
深く青い光を宿し、見るひとの心を魅了してきました。
成分については貴重な分析結果から、なんと近年少しずつ解き明かされてきております。とはいえ今はもう作られていなく、現在手にできるのは当時作られたもの限りです。とくに希少価値が高く世界中にコレクターがいます。


サフィリーン(Sappharine)
その後、途絶えたサフィレットを1950年頃にドイツ等で再現。
チェコとはカットや色の現れ方が異なります。こちらも今は作られておらず希少です。カット入りはきらめく星の瞬き、カットなしはゆらめく妖精の泉のよう。各時代にしかない、それぞれの美しさをうっとりと心ゆくまで…

惑星座通販にて詳しく見る
FASHIONSNAP.COMのロストテクノロジー記事へ(サフィレットが一部登場します/惑星座写真提供)

★燐光の国の宝石 ウランガラス

― Story ―
暗闇のなか妖しく光る、燐光の国。
そこへ辿り着くには少しの知恵と好奇心が必要だ。
夜明け前、空が青色に染まったとき道は開かれるという。
あとは好奇心さえ忘れなければきっと。

(ブラックライトがなかったその昔。
夜明け前、空が青色なら紫外線が満ちていました。
この時にウランガラスが蛍光を放ったので知られるようになったといいます)

ウランガラス(Uranium glass)
1830年代、チェコで発明された不思議なガラス。紫外線を当てると蛍光色の光を放ち燐光します。そのままでも、透きとおった鮮やかな色が美しいのも特徴。極微量のウランを加えることによって作り出されましたが、人体に全く心配ないことが研究結果でわかっています。妖しげに光るようすは、はっとするほどです。

★竜の国の宝石 ドラゴンズブレス

ドラゴンズブレス(Dragons breath)
いにしえの竜が吹いた炎をそのままとじこめたかのようなガラス。真紅色に青がゆらりと浮かぶのがヴィンテージドラゴンズブレスの代表的な色です。天然石メキシカンオパールを想わせることからその名で呼ばれることがあります。製法は受け継がれており、現代も職人さんがいます。 色展開が豊富で自分好みの推しを探す楽しみも。

★虹の国の宝石 アイリスガラス

アイリスガラス(Iris glass)
クリアに赤、青、緑がおもな配色で、小さな虹がかかっているように見える可愛らしい心ときめくガラス。1900~1930年頃にチェコなどで作られた初期のものは、虹の色合いがふんわり。その後に作られた凛とした色合いもすてきです。ギリシア神話の虹の女神イリスが由来。

色んな古硝子が眠る「秘密の宝部屋」での買付け風景をほんのすこしのぞいてみませんか?

★古硝子&天然石

★天然石(Gemstone)
…それは夢の共演。ご紹介したガラスと天然石とが一緒に楽しめるアクセサリーもお取扱いしています。 惑星座限定シリーズのひとつ 「魔法の国の宝石&地球の結晶」に、サフィレット&サフィリーンと12誕生石の組合せも登場。(こちらはほぼ売切れとなり恐縮です。また良い石とであえましたら随時販売) カラーチェンジフローライト、ラブラドライト、ムーンストーンなど神秘的な石との共演も人気です。すてきな作家さんとのコラボ品もございます。今後もお楽しみに♪

★古硝子&甲州貴石切子

★甲州貴石切子(KoshuKisekiKiriko)
すばらしい職人さんに息をのむほど美しいカットをほどこしていただいたシリーズです。古硝子サフィリーンが桜の花に。カットにより複雑に不思議な色が浮かび美しく可愛らしくもあります。店頭に展示中で、今後発売予定です。